トップマネジメントの責任
ISOでは経営陣のマネジメントシステムへの積極的な関与を求めていますが、管理責任者や事務局任せでトップインタビューのみに参加する経営者をよく見かけます。
しかしながら、マネジメントシステムの運用にも積極的に参画し、マネジメントレビューにおいて多くの改善指示を出している経営者にお会いすることも多々あります。
審査員の立場としては、とても気持ちがよく経営者としての資質を見極めるにはとても良い機会です。
その経営者からマネジメントシステムへの評価として、内部監査での指摘が少なくなっていることを懸念されていました。内部監査はマネジメントシステムのチェック機能であり、内部統制がよく機能している証であるとも言えます。
外部へ品質不良やインシデントが流出する前に、内部での監視機能が有効に働いていることを評価し、そこからの改善活動を促すことが、トップマネジメントの責任ですね!
皆様の経営陣は如何でしょうか!?