指摘の出し方

内部監査員研修の中で不適合事項と観察事項について、 私は以下の様に定義しています。 <不適合事項> 規格要求事項、法令規制要求事項、組織が決めた要求事項 に対して適合していない場合 <観察事項> 客観的証拠が充分でなく不適合と判断できないが そのまま放置しておくと不適合事項になりうる場合 若しくは、 要求事項は満たしているが改善の余地が含まれる場合 不適合事項は適合していないのですから、 何の要求事項に対して不適合なのか明確にする必要があります。 しかしながら 観察事項は不適合ではないのですから、 組織にとって改善のヒントになる指摘はどんどん挙げるべきです。 特に内部監査においては指導的内容が含まれていても問題なく、 大切なのはそれを改善に結びつけるかどうかにかかってきます。

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