プロセスの妥当性確認
ISO9001の要求事項でプロセスの妥当性確認の項目があります。 試験や検査で品質を保証できない場合は、 その製品を製造するプロセスの妥当性を確認することにより 品質保証をしましょうと言った要求事項になります。 一般的には、溶接や塗装、セメントの養生等が回答し、 折角完成した製品の強度は壊してみないと分からないので、 その製造工程により時間や温度、湿度の条件を決めておき、 その通りに実施できたことで品質を満たしたこととしています。 最近ではサービス業におけるサービス提供のプロセスでは 該当するのではと言った見解が主流になってきています。 いちいち試験や検査をしていないのではと言った考えです。 例えばハンバーガーを作っている工程において試食はぜずに、 決められた分量、鉄板の温度、お肉を焼く時間、保管状態等を、 マニュアル通り実施すれば同じ味の製品に仕上がる訳ですね。 サービス業でも適用する様になったのが2000年版からで、 もしサービス業に該当する業種の方は一度検討してみてください!