監査と検査
マネジメントシステムのプロセスにはチェック機能があり、 認証取得組織では内部監査をそれに当てています。 内部監査員には力量が求められており、 必要な教育を実施してチェック機能を強化しています。 それに対して日々の活動状況をチェックする仕組みとして、 検査の機能を持たせている組織も見受けられます。 製品検査とは違ってプロセスの検査に該当しますが、 例えばセキュリティパトロールがそれに該当します。 どちらもマネジメントシステムを運用してゆくには とても大切なプロセスなのですがそれぞれ意味合いが違います。 検査は日々の活動を確認する意味合いがあって、 運用を徹底してゆくためには一定の効果があります。 監査はプロセスの実施状況を監視する機能があり、 マネジメントシステムの有効性を評価する役割があります。 また内部監査員を養成することにより規格の理解を深め、 マネジメントシステム自体の強化につながる効果も出ています。 監査と検査、2つの機能を旨く活かした運用が重要ですね!