ISO29990認証が評価点アップに!!!

厚生労働省が、民間の職業訓練の質を担保する目的で、ISO29990規格を踏まえた教育サービス事業者の評価基準を策定し、公的訓練を委託する事業者の選定に活用する方針を打ち出しており、そのため職業訓練校などを中心に認証取得への関心が高まっていましたが、ついに評価点のアップの具体的な施策に踏み切りました。
規格の対象となる教育機関としては、学習塾、英語教室などのいわゆる語学教室、民間職業訓練機関、資格取得を目的とする民間教育事業者、企業内研修を請負う事業者、生涯学習を支援する各種講座・教室等々があげられますので、この機会をビジネスチャンスとして捉えISO29990規格に取り組んでは如何でしょうか!?

■規格名称:非公式教育・訓練のための学習サービス-サービス事業者向け基本的要求事項
(原文:Learning services for non-formal education and training – Basic requirements for service providers)

■規格範囲:非公式教育・訓練分野における学習サービス及び学習サービス事業者

■規格目的:非公式教育・訓練分野の企画、開発、提供に関する共通認識を学習サービス事業者と顧客に提供すること、及び、質の高い専門的な学習サービス実施のための包括的なモデルを提供することを目的としている。

■規格内容(基本的要求事項)のポイント
・学習プログラム及びプロセスに関する要求事項
学習ニーズの確定(利用者のニーズ等の把握)、学習サービスの設計(目的・適用範囲の明確化、適切なカリキュラムプランニング)、学習サービスの提供(案内、学習環境)、学習サービス提供に関する学習者からのモニタリング、事業者が行う評価 等
・学習サービス事業者のマネジメントに関する要求事項
経営管理責任体制の整備、事業計画の作成・記録、予防措置・是正措置の確立、財務管理・リスク管理、人事管理、内部監査 等

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