プロジェクトXから

 以前、NHKで放映されていたプロジェクトXという番組で、「広島カープの樽募金」について再放送されていました。丁度、GW期間中で、広島カープの快進撃も重なり興味深く見ていたのですが、その中でも初代監督の石本秀一氏の言葉が印象に残っています。広島カープを設立する際に、有力な選手を引き抜こうとした球団に対して、「選手を育てて勝つことが、監督のやり甲斐だ!」ときっぱり言い放っていました。実際に石本監督の実績を見ても、初期の阪神タイガースを2回も優勝させており、猛虎打線と読売ジャイアンツとの伝統の一戦のはじまりだったそうです。そのDNAは今の球団にも引き継がれており、FA制度により資金力のある球団が強くなっている最中、平均年棒11位の広島カープがこれだけ頑張っているところに応援のし甲斐があります。
 これは企業経営にも言えることで、欧米方式のヘッドハンティングのやり方に対して、日本式経営では従業員を長い期間をかけて育成し、企業文化を定着させることで成り立っています。最近は、終身雇用や年功序列型の人事制度が崩れてきてはいますが、企業教育に力を入れている組織は業績も伸びています。逆に言うと大学教育で出来ていない分、新入社員研修にかかる負担も増えていますが・・・
 私共コンサルティング会社でも企業研修を請け負っており、IT技術者やISO専門家の育成をこれまで行ってきました。しかしそれは、一過性では駄目で継続してレベルアップする必要があります。ここにも、広島カープの石本監督の精神を活かしたいですね(^o^)

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