領土問題

中国との領土問題が新聞紙面を賑わかせています。領土問題は歴史のどの時点に線引きするかで解釈が変わってきますが、今回の問題は明らかに中国側の意図が見え隠れします。領海侵犯して釈放された船長と、軍事区域を視察して解放された社員の態度を見ても明白です。日本人は周りに心配と迷惑をかけて申し訳ない、それに対して中国人はまるで英雄かの如きの対応です。何らかの意図があると憶測されても仕方ありません。
私は毎年中国に出張に行っており中国人の友人も沢山居るのですが、そこで台湾問題を議論したことがありました。私の見解としては、政治や経済の仕組みがまったく違う国が統一することは困難であり、中国と台湾は民族は同じであれ国家としては別であると主張しました。それに対して中国の友人は猛反発してきました。もともと自己主張が強い性格はあるにせよ、何を言うか我々の内政に口を挟むではない。もし日本から北海道が独立したらどう対応するのか?と言った意味不明な反論が返ってきました。ここで感じたのは中国人は民族意識や国家感に対する教育や思想が行き渡っているのだと痛感しました。これは日本にはない文化です。
我々日本人も、国家とは何か、民族の歴史を再確認して、日本国民としての思想を持つときにきているのかも知れません。勿論それは過去からの反省のもとに進めなければなりませんが。。。

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