コンピュータ&ネットワークEXPO’09 広島
コンピュータ&ネットワークEXPO’09 広島の特徴は、IETFとの同時期開催ということです。IETFといえば、インターネットに関する様々な技術的標準を決めていく会議ですが、今回は76回目の開催、日本では2回目を、ここ広島で開催するということで、国内はもとより、世界各国からIETF参加のために多くの方が来広されます。
IETF国際会議を受け入れるホストは、日本のインターネット発展に貢献されているWIDEプロジェクトですが、EXPOでは、WIDE代表で、“日本のインターネットの父”、村井純・慶応大学教授に基調講演をお願いしております。これは絶対に聴き逃せません。
また、今回のEXPOのテーマは、「新たなるソフトウェアサービス」ですが、この言葉で連想されるのは、「SaaS」や「クラウド・コンピューティング」ではないでしょうか。
このテーマに沿った形で、SaaSに関連する出展が多く、ネットスクエアからも、デンタルスクエアの出展が予定されています。また、東京からは、経済産業省が推進し、SaaSベンダーが集まっているJ-SaaSが出展します。
そして、SaaS、クラウドを代表する企業といえば、Salesfoerce.com!! 今回は、特別にオープニングセミナーとして、この世界的なベンダーである、Salesfoerce.comの榎執行役員に講演をいただきます。クラウドコンピューティングからビジネスのあり方の変化を解説していただく、ということで、技術系も、営業系も大変参考になるお話が聴けると思います。
HiBiSが担当するセミナーも力が入っています。
まずは、マイクロソフトによるリッチ・インターネット・アプリケーションの開発について講演をいただきます。リッチアプリケーションも、SaaSには欠かせない要素の一つ。実践形式の講演をいただく予定ですので、特に開発者の方はご聴講をおすすめします。
そして、お隣の島根県を発信基地として、全国、全世界で盛り上がりを見せているRubyについての講演も用意しています。
不況にもかかわらず、出展数は、100小間を超え、EXPOに対する期待の大きさを感じます。開催まで1ヵ月あまりとなりましたが、前回以上に、力のはいった展示会となっていますので、是非、ご来場ください。