マイクロソフトがパスワードを捨てる!?
マイクロソフト社は、すべての消費者向けアカウントにパスワードレス認証オプションを導入することで、ユーザーのパスワードの離れを進めています。
脆弱なパスワードや再利用されたパスワードは、推測されたり、自動化されたブルートフォース攻撃の格好の標的となるからです。
そのため、Windows 11の発売に向けて同社は、これまで法人顧客のみに提供していたパスワードレス認証オプションを、すべてのアカウントに展開すると発表しました。これによりユーザーは、OutlookやOneDriveなどのサービスに、パスワードを使わずにサインインできるようになります。代わりに、ユーザーはMicrosoft Authenticatorアプリ、Windows Hello、セキュリティキー、SMSまたはEメールで送信されるコードを使用することになります。
マイクロソフト社によると、パスワードレス認証は今後数週間のうちに一般ユーザーのアカウントに導入される予定とのことですが、まだすぐにはパスワードを捨てられないでしょうね。