ISOにおけるリモート審査

コロナウィルスへの緊急事態宣言を受けて、ISO審査機関ではリモート審査を推奨しています。
これまでも審査工数の30%までは、リモートでの審査は認められており、本社からサイトに対するTV会議等に利用されていました。
今回のリモート審査は審査工数の100%、つまり審査員が訪問しないで実施する形態と取ります。
但し、そのためには条件を満たす必要があります。

・社内にてどなたかお一人でも審査対応可能な方がいるか?
・その方が自社のマネジメントシステムについてご説明が可能か?
・ZOOM/teams/Skype に対応可能か?
・カメラ付き端末で社内の物理的な環境を映せるか?
・文書や記録の殆どが電子化されているか?
・リモートでトップインタビューが出来るか?
等々

ですが、「弊社はリモートワークを推奨しており、原則出社はしておりません」と言われる組織でも、実は単なる在宅勤務でテレワークの実施は行っていない事例もあります。
少なくともWeb会議システムを使いこなして、文書の共有くらいは出来ないといけませんね・・・

コメントは受け付けていません。

Categories
Bookmarks
Search
Archive