BCP 策定セミナー

2011/05/09

2011/3/11の東日本大震災を受けて事業継続計画に対する取り組みが活発化しています。大切なのは危機管理マニュアルを作るだけではなく、想定されるリスクに応じた対策になっていることです。そこでネットスクエアでもBCP(事業継続計画)策定のセミナーを企画しました。ご関心のある企業からのお問い合わせをお待ちしています!

<テーマ>
BCP 策定セミナー ~事業継続と社会的信頼性向上のために~
<受講対象>
防災対策担当者またはBCP担当者様
<形式>
講義+演習
大規模な地震や局地的豪雨など多くの自然災害が連続している昨今、企業・組織において防災・危機管理対策の重要性が改めて認識されてきています。しかし実際に災害にあった場合、どのような対応をすればよいのでしょうか?災害、事件、事故などにより企業・組織が被災しても重要な活動を中断させず、中断しても出来るだけ早期に再開させる経営マネジメント戦略であるBCP(事業継続計画)の取り組みが注目されています。
ぜひ本セミナーにてBCP策定情報をご入手頂き、御社のBCP対策にお役立てください。
<講義内容>
《講義》BCP基礎知識講座
BCP(事業継続計画)はなぜ必要か?タイムリーな事例を元にBCPの必要性を認識して頂き自社資源の把握と管理手法をまとめさせて頂きます。
・BCPの基礎知識・最新動向
・自社の経営資源の分析と管理
・BCPにおける企業内ICTの位置づけ(捉え方)

《演習》BCP策定ワークショップ
経営視点から、作成のポイントや手法を具体的に解説した後、策定用紙への模擬記入を実施します。
・BCPの策定、運用の要点、策定方法
・BCP体制の構築方法
・BCP策定模擬演習

マネジメントシステムの成熟度

2011/04/28

ISO9001をはじめとしたマネジメントシステムを運用してゆくと成熟度が上がってきます。勿論、取り組みの度合いや仕組みの作り方によりますけど、、、しかし、旨く仕組みが回っていなければ改善して行けば良いわけで、通常は自ずとレベルは上がってゆくでしょう。
そうするとこれまでの内部監査や外部監査のやり方では成熟度は計れません。つまり出来ているかどうかの適合性ではなく、どの程度旨く行っているかの有効性をみないといけません。そうすることによってマネジメントシステムの成熟度が見えてきます。
証券系のデータセンターの監査を2つの組織で行ってきました。どちらもマネジメントシステムの運用実績は3年以上あり、他の規格(ISO27001等)も取得しています。そこで驚いたのは数年間の運用でマネジメントシステムの成熟度がかなりあがっていました。つまり、ISOの監査ではなかなか指摘事項が出なくて、改善の機会やコメントによる報告の出し方になります。監査での限界を感じました。
そう言った組織では外部監査だけに頼らず、アセスメントによる評価への切り替えが必要かもしれませんね!

カープ応援談

2011/04/22

広島経済レポート(2011年4月14日号)のカープ応援談に取り上げて頂きました。予想以上の反響で色んな所でカープ談義に華が咲いています。

 最初はカープには興味がなかったのですが、小学校4年生の時に選手のサイン会に参加してからファンになりました。一緒にいる弟が泣いていて、それを見た衣笠祥雄選手が頭をなでてくれました。「お兄ちゃん、しっかりしろよ」とも、頑丈そうな外見とその優しさにギャップがあり、とても印象に残りました。
 それ以来試合を見るようになり、衣笠選手の男気やプロ根性を知って感動。デットボールを受けた時、心配して駆けつける対戦投手に乱闘に巻き込まれないように「逃げろ」と言ったり、けがをしているのに試合に出場してフルスイングしたり。日本一がかかったシリーズで江夏豊投手が、監督が控え投手を準備しているのを見て深く傷付いた時、マウンドに駆け寄って静かに一言掛けたという友情話も好きです。
 昔のカープは人間ドラマがあって、試合の成績が気にならないくらい魅力的でした。今のカープにもそういう試合を見せてほしい。衣笠選手と同様に職人気質の石井琢郎選手や前田智徳選手をもっと起用してくられたうれしいなぁ。
 ISOコンサルティングやシステムを開発する会社を経営しており、最近はインターネット上で短文をリアルタイムに投稿、閲覧できるツイッターで試合状況を確認しています。試合観戦中のファンが状況を事細かにつぶやいてくれるので便利です。米グーグル社のOSアンドロイドを使った多機能携帯端末用アプリケーションも開発。選手育成に役立ったり、ゲームが楽しめたりするカープ版のアプリを作ってみたいですね。

ひろしまIT総合展2011

2011/04/11

【ひろしまIT総合展2011】は2年に一度、広島県・広島市・広島商工会議所・
(財)ひろしま産業振興機構・中国情報通信懇話会・(社)広島県情報産業協会が
主催で開催する「西日本最大級のIT総合展示会」です。※入場者数1万8千人以上
今回は、これまで昭和62年度から平成21年度までに延べ12回実施されてきたその
実績とノウハウを集大成にし、IT分野の様々な先端技術や魅力的サービスを
多くの人々に紹介し、IT技術の提供者サイドとIT利用者サイドとの接点と
活発な商談機会を提供し広島地域の経済活性化に寄与する目的で開催いたします。
是非この機会に貴社のご出展をご検討ください。

 <開催の詳細>   ⇒ http://www.hia.or.jp/expo/index.html
 <出展のお申込み> ⇒ https://www.hia.or.jp/form/index2.html

  ★ 110ブースの大規模IT展示ゾーン!
  ★ 著名な講師陣による11の魅力的な講演会!
  ★ 日本マイクロソフト(株) 樋口社長による基調講演・決定!
  ★ 多彩なプレゼンテーションセミナー20コース

■開催概要
○名  称:「ひろしまIT総合展2011 EXPO Hiroshima, IT’s a solution.」
○開催期間:平成23年10月26日(水)~28日(金)(3日間)
       午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)
○開催会場:【展示・セミナー】
        広島県立広島産業会館西展示場
     :【基調講演・セミナー】
        広島市南区民文化センター(広島産業文化センター)
    [アクセス]http://www.hia.or.jp/expo/access/index.html
○来場実績:平成21年度 18,828人 平成19年度 15,644人 
○主  催:ひろしまIT総合展2011広島実行委員会
       広島県/広島市/広島商工会議所/(財)ひろしま産業振興機構、
       中国情報通信懇談会/(社)広島県情報産業協会
○事業概要:
 (1)オープニングセレモニー
 (2)展示会場(110小間予定)
  A 総合ITソリューションゾーン
  B クラウドコンピューティング&Webソリューションゾーン
  C スマートフォン&モバイルソリューションゾーン
  D 情報セキュリティ&組み込みソリューションゾーン
  E グリーンIT&省エネソリューションゾーン
 (3)特別ステージ・イベントの開催
 (4)商談コーナー(情報通信関連商談コーナーの開設)
 (5)講演会(基調講演、マネージメントセミナー、テクニカルセミナー等予定)
 (6)プレゼンテーションセミナー(出展者によるセミナー約20コース枠予定)
 (7)出展会社交流会の開催
 (8)アンケート調査(本事業に関する来場者のアンケート調査)

○講演会について
以下の著名人による講演会を予定しております。

・日本マイクロソフト株式会社
  代表執行役社長 樋口 泰行氏
・株式会社ネットワーク応用通信研究所フェロー
  (Ruby言語開発者)
  まつもと ゆきひろ氏 
・株式会社アスカネット
  (遺影写真加工サービスにて市場NO.1シェア 
   フォトブックのデザイン・製本のサービス「マイブック」NO.1シェア)
  代表取締役 福田 幸雄氏

 ※その他、「マネージメントセミナー」「テクニカルセミナー」など
  魅力的な講演会が多数用意されます!

○出展企業だけの特典! 
【出展企業同士のビジネス交流会開催】
  出展企業同士の連携を積極的に支援していくため、ビジネス交流会を開催
  いたします。行政機関・各種企業支援団体の参加も予定されており、新た
  なビジネスチャンスを広げる機会ともなります。
 ・参加費 :無料
 ・開催日程:10/26(水) 18:00~20:00
 ・場 所 :広島県産業会館3F 大会議室にて

○前回様子はHPでご確認いただくことができます。
 ☆ 前回の名称⇒「コンピュータ&ネットワークEXPO’09広島」
   http://www.hia.or.jp/expo09/
  ※前回の参加企業のリストはこちらです。
   http://www.hia.or.jp/expo09/09/index.html

何卒ご出展のご検討の程宜しくお願い致します。

 <開催の詳細>   ⇒ http://www.hia.or.jp/expo/index.html
 <出展のお申込み> ⇒ https://www.hia.or.jp/form/index2.html

■お問合せ先
 広島県情報産業協会「ひろしまIT総合展2011」準備委員会
 〒730-0052 広島市中区千田町3丁目7-47
       広島県情報プラザ2階 広島県情報産業協会内
 電話:082-242-7408 FAX:082-242-0668
 Email:expo-jim@hia.or.jp

広島インターネットビジネスソサイエティ【HiBiS】

2011/04/05

平素より大変お世話になっております。
社団法人 広島県情報産業協会・特別委員会
広島インターネットビジネスソサイエティ【HiBiS】事務局です。

【HiBiS】では2011年度の新規メンバーを募集中です。
ぜひ私たちとインターネットに関わる新しいビジネスの研究を進めませんか?

やる気ある若き経営者、IT系の大学の先生、公的機関のIT担当者、モチベーショ
ンの高い技術者、探究心旺盛なクリエータなど様々な人々がインターネットによ
る新しいビジネスを切り開くという同じ目的を持って活動しています。
ぜひご参加をご検討ください。

◆HiBiS(ハイビス)とは
 HiBiSは広島県域のインターネットに係わるビジネスを拡大するために、産・
学・官の連携によるIT技術の研鑽、利用の実験、活用の実践を行う為の場であり
参加メンバーのパートナーシップによるビジネス拡大を目指しています。

 HiBiS運営に当たっては、広島県内外のインターネットビジネスに繋がる各組
織との協調・補完を積極的に行っています。また、事業行動においては営利のみ
で動くのではなく、公共の利益を考え、地域社会の高度化に貢献しています。
◇詳しくはこちら
 → http://www.hia.or.jp/hibis/

◆具体的な活動内容
定期的な総会、ビジネス交流会、講演会などの他、現在以下の5つの部会活動を
中心に先端技術の研究活動を行っています。
 ・クラウド・コンピューティング部会
 ・ビジネスモデル部会
 ・インターネットセキュリティ部会
 ・Android活用部会
 ・オープンソース活用部会(iPhone/iPad活用部会)
※1企業から何名でも、全てのイベントや部会活動に参加することができます。

◆参加資格
以下の条件が満たされていればどなたでも参加可能です。
 1.広島におけるインターネットビジネス活動に興味関心をお持ちであること。
 2.HiBiS運営委員からの連絡をE-mailにて送受信可能であること。
 3.HiBiSが実施する部会活動・各種セミナー・交流会等に積極的に参加できる
   こと。
◇HiBiS入会申し込みフォーム
 → https://www.hia.or.jp/hibisform/
◇印刷用(PDF)の入会案内リーフレット・申込用紙
 → http://www.hia.or.jp/hibis/admission/hibis_bosyu.pdf

インターネットによる新たなビジネス展開をお考えの方。
最新のインターネット技術にご関心のある方。
産・官・学の各方面にて相談相手といえる仲間を持たれたい方。
是非ともご検討ください。ご参加をお待ちしております。

■お問合せ先
 社団法人 広島県情報産業協会 HiBiS事務局
 〒730-0052 広島市中区千田町3丁目7-47
       広島県情報プラザ2階 広島県情報産業協会内
 電話:082-242-7408 FAX:082-242-0668
 Email:hibis-jim@hia.or.jp
 WEB :http://www.hia.or.jp/hibis/

セキュリティ管理策の適合性と有効性

2011/03/31

情報セキュリティマネジメントシステムを運用されている組織にとって、133の詳細管理策の監視及び測定には頭を悩まされるところです。
一般的には、管理策の適合性は内部監査で監視されています。つまり実施しているか否かを監査して、出来ていなければ是正処置を取る仕組みなのです。
それに対して管理策の有効性についてはどうでしょう?管理策の有効性測定のプロセスで行います。ここのプロセスが旨く機能していないことが多く、管理策の適合性と同じ監視の仕方に留まっている事例を多く見受けます。ポイントは適合性でなく有効性を評価する点と、監視するのではなく測定するのです。つまりどの程度実施できているのか?また、取られた管理策が有効であるか?を重視して下さい。その結果はマネジメントレビューにインプットされ評価されます。
セキュリティ管理策はなかなか完璧に実施することは困難です。ですから内部監査において適合性を監視します。また、リスクアセスメントの結果として管理策を適用してもリスクはゼロにはなりません。だから管理策の有効性を測定する必要があるのです。この辺りを正しく理解して取り組まれると監視と測定の効果があらわれてくるでしょう!

HiBiSでのAndroid活用部会

2011/03/22

広島インターネットビジネスソサエティ(HiBiS)において、来年度からAndroid活用部会を立ち上げることになりました。これまでネットスクエアではPaintNoteをはじめとして、幾つかのAndroidアプリを世に送り出しており、これらの技術と実績を会員にも広めたいと思っています。Android活用部会に参加するためにはHiBiSの会員になることが必要ですので、この機会に是非とも入会をご検討下さい。尚、Android活用部会の事業内容は以下の通りです。
   
(1)事業方針
昨年度は「Androidケータイ」が各社から多数販売され、また「iPad」の対抗として「GALAXY Tab」が発売されるなど、スマートフォンの販売数が予想をはるかに上回るといった、劇的な一年であった。情報産業協会技術委員会OSS研究部会と合同で開催した「Android塾」も、第1回目では募集後2日で受講者予定数を上回り、2回目を実施するほどの盛況であった。そのアンケートでは、中級コースの実施を希望された方も多かったことから、今年度も引き続き「Androidケータイ」について、必要なアプリとは何か、また、ビジネスモデルの研究や事例研究を行なうとともに、Android塾の中級コースを実施することとする。今年度も部会活動は必要に応じて情報産業協会の技術部会OSS研究部会と合同で開催する。
 ・Androidの背景、技術、実例の研究
 ・Androidアプリを活用したサービスモデルの検討
 ・Android塾中級コースの開催

(2)活動内容
 ①月1回程度の部会開催
 ②外部講師による事例の紹介
 ③Android塾中級コースの開催

東北地方太平洋沖地震

2011/03/14

宮城県三陸沖を震源とした「東北地方太平洋沖地震」におきまして、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。一日も早く普段の生活に戻れますよう、皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。
私共でも出来る限りのご支援をさせて頂きたいと思っています。遠方からではありますが、同じ日本人として応援しておりますので、お気を強くもって立ち向かって下さい。また弊社のお客様でお手伝いできることがありましたら、何なりとお声かけ頂けますようお願いします。

スマートクラウド戦略

2011/03/08

先日、総務省の方のお話を聞いたとき、スマートクラウドという言葉が出てきました。そこで初めてスマートフォンの意味を知りました。皆さん知ってましたか?スリムな携帯電話ではないですよ!スマートとは「賢い」と訳します。つまり、賢い携帯電話なのです。そう言われれば沢山アプリが使えて高機能な端末ですよね。素直に納得しました。
またクラウドコンピューティングと言うタイトルでの書籍も沢山目にします。クラウドとは「雲」を意味し、仮想化、標準化、自動化を行い、雲の上から情報を管理し分析し利用する仕組みなのです。様々なサービスを受けることができ、また情報の保管や管理に役立ちます。
そこで、日本の位置づけなのですが面白いデータがありました。日本の進んでいる領域は、設備、装置、機能だそうでインフラ系は「光の道」構想も相まって充実しています。それに対して遅れている領域は、医療、教育、行政のサービス面だそうです。勿論ICTを活用したサービスになります。まさに箱物施策の結果の様な気がしてきます。
今後は折角充実してきたインフラがあるのですから、そこからどんなサービスを提供していくか、この辺りにビジネスチャンスが生まれそうです。キーワードは、「スマート」と「クラウド」です!!!

ITILとISO20000

2011/03/04

ITサービスの普及に伴って、また情報システムおよびネットワークの障害に対する社会的な影響が増大していく中、ITILの導入やISO20000の認証のお話をよくさせて頂いています。そこで、ITILとISO20000の違いについて定義させて頂き、組織として何を目指すのか検討頂ければと思います。
まず、ITILは、イギリス政府が策定した、コンピュータシステムの運用・管理業務に関する体系的なガイドラインで、数冊の書籍の形でまとめられています。1980年代、イギリス政府がIT活用の先進事例を調査し、模範的な事例(ベストプラクティス)を収集し、「ITを活用して業務の遂行を援助する」方法論として体系化したものです。ITILでは、運用管理業務を、日常的にユーザが必要なサービスを利用できるようサポートする「サービスサポート」と、サービスを高い投資効率で長期的に改善していく「サービスデリバリー」の2つに分けて考えています。そして、両者をそれぞれ5~6個のプロセスに分割し、模範的な事例を示していています。ITILは包括的なガイドラインであり、何をどのように行なうか詳細に記述されているわけではなく、導入にあたっては実際の業務に照らして独自にプロセスを定める必要があります。
それに対して、ISO20000は、ITサービスマネジメントの国際規格であり、ITサービスを提供するすべての組織に適用されるマネジメントシステム規格です。。英国政府が作成したIITIL(IT Infrastructure Library)というITサービスの品質向上のためのガイドラインをもとに作成した英国の国家規格BS15000を国際標準化した規格です。
従って、ITサービスの運用基準としてのベストプラクティスを導入したいのか、国際規格を認証して対外的にもそれを示しビジネスに繋げたいのかで判断されるのがよいかと思います。そこで注意して頂きたいので、ITILの導入でサービス標準を作成しただけでは、運用は旨く回りません。マネジメントシステムとして監視プロセスが働かないと、旨く言っているのか?また何が問題なのかを把握することが困難です。
ISO20000を認証している組織はその辺りの問題意識が高いのですね。。。

Categories
Bookmarks
Search
Archive

You are currently browsing the コンサルタントのこぼれ話 ブログアーカイブ.