マネジメントシステムの成熟度

ISO9001をはじめとしたマネジメントシステムを運用してゆくと成熟度が上がってきます。勿論、取り組みの度合いや仕組みの作り方によりますけど、、、しかし、旨く仕組みが回っていなければ改善して行けば良いわけで、通常は自ずとレベルは上がってゆくでしょう。
そうするとこれまでの内部監査や外部監査のやり方では成熟度は計れません。つまり出来ているかどうかの適合性ではなく、どの程度旨く行っているかの有効性をみないといけません。そうすることによってマネジメントシステムの成熟度が見えてきます。
証券系のデータセンターの監査を2つの組織で行ってきました。どちらもマネジメントシステムの運用実績は3年以上あり、他の規格(ISO27001等)も取得しています。そこで驚いたのは数年間の運用でマネジメントシステムの成熟度がかなりあがっていました。つまり、ISOの監査ではなかなか指摘事項が出なくて、改善の機会やコメントによる報告の出し方になります。監査での限界を感じました。
そう言った組織では外部監査だけに頼らず、アセスメントによる評価への切り替えが必要かもしれませんね!

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