ISO 22000の構築手順の8ステップ 6/8

ネットスクエアが中国支部を担っている日本ISOコンサルティング協会(JICCA)の石井俊彦氏が「ISO 22000の構築手順の8ステップ 6/8」についてまとめています。

ISO 22000の構築手順の8ステップ 6/8

STEP1:基本 キックオフ~食品安全チームの上手な情報管理とは
STEP2:準備 構築の体制づくり~文書・記録を使いこなそう
STEP3:抽出 現状を見直す~フローダイアグラムの記載事項と目的
STEP4:評価 食品ハザードを防ぐために~ハザードの管理はこう考える
STEP5:計画 具体的計画へ~管理基準の根拠と結果を考える
STEP6:実施 適切な運用のために~ISO22000を運用する為のマニュアル作り
STEP7:監視 工程図どおりの運用~監視活動をレベルアップさせる
STEP8:更新 システムをよりよく機能~ISO22000の継続的改善の考え方

STEP6:実施 適切な運用のために~ISO22000を運用する為のマニュアル作り

ISO 22000の運用
ISO 22000の構築の8ステップにおいて、ステップ5までは、ISO 22000の構築(いわゆる『マニュアル作成』)の手順ですが、ステップ6からは、マニュアル作成後の手順(実施、監視、更新)になります。

ISOというと、マニュアルを作るというイメージが強いですが、はっきり言って、作るだけなら数日間で簡単にできます。

それで認証取得できるかどうかが問題ですが、きちんとISO要求事項に沿ったマニュアルなら、審査にも通ります。

審査にとおるかどうかよりも、大切なのは『作ったマニュアルをきちんと運用しているか』ということです。

食品事故を起こした会社であっても、何かしら『マニュアル』『ルール』を備えている会社がほとんどですが、そのマニュアルどおり守られていないことで事故につながったケースが多いのです。

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