QMSのスリム化

既にISO9001を認証取得している企業からQMSのスリム化の依頼をよく受けます。審査の度に指摘事項に応じた対応をしてきた結果、必要以上のプロセスが出来上がってきており、本来の業務改善に繋がっていない例が多々見られます。
そんな場合はまず関連する規程類の見直しから入り、可能な限り不要な文書は廃棄して貰っています。そのポイントは最終更新日です。3年前から変わっていなかったらきっと使っていないのでしょうね。
それから実際に作業に使われている規程はできるだけフローチャートと様式にまとめあげます。この作業が結構骨が折れるのですが、運用面においては効果覿面です。そこまで出来るとシステム化も容易になります。
本丸は、基本となるP-D-C-Aサイクルが経営の軸に入り込んでいるか、また各プロジェクトのP-D-C-Aサイクルが品質計画若しくはQC工程表に旨く展開できているかです。ここは簡単なアセスメントが必要になってきますが、形式的なISOか実務に活かしているISOかはここで分岐してきます。
さて皆さんのQMSのスリム化はどこまで進んでいますか!?不明な点はお気軽にお問い合わせ下さい!

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