情報機器の可用性

情報セキュリティの3要素として、機密性、完全性、可用性があげられますが、大切なのはそのバランスが整っていることです。機密レベルばかり重視して、使い勝手が悪くなってしまえば可用性を損なってしまいます。完全性が保てないと業務の遂行に支障が発生してくることになります。機密性、完全性、可用性のどれが重要ということではなく、情報資産の価値によりバランスを保って運用することが必要になります。
私の場合、情報資産の機密性はとても重要なのですが、それ以上に情報機器の可用性にリスクを感じています。言い換えるとパソコンが使えなくなると仕事が止まってしまい、クライアントに多大な迷惑をかけてしまうことになります。そこで、ノートパソコンの冗長性の為に二重化を行い、クラウド経由でデータの同期をとっています。万が一、パソコンに障害が出て使えなくなっても、予備機でそのまま仕事ができる環境を構築しています。その検証の為にも、用途に合わせてパソコンを入れ替えて使用しています。
このゴールデンウィーク期間中にディスク容量の少なくなったノートパソコンの入れ替え作業をしていました。関係するソフトウェアやツールが沢山インストールされており、その設定もまちまちなので容易には作業は進みませんでした。時間をかけながら作業が完了したと思ったら、以前使用していたノートパソコンが立ち上がらなくなりました。何というタイミングでしょうか!?情報機器は寿命があり、いつかは止まってしまいますので、計画的な使用も必要ですね(^o^)

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