HiBiSの6つの部会

私が運営委員長をさせて頂いています、HiBiS(広島インタネットビジネスソサエティ)の今年度の事業計画が決まり、その中で6つの部会構成が発表されました。ご興味のある方は是非一緒にインターネットビジネスを展開しましょう!!!

①クラウド・コンピューティング研究部会
 クラウドは単なるICTトレンドではなく、企業のICT環境の前提となる技術やサービスとしてICTのインフラ基盤として認知され既に普及期に入って、一般的に利活用されております。そこで当部会では、ゲーミフィケーションやビッグデータ等、クラウドビジネスに関連するキーワードを対象に広げてより多くの事例を調査しながらクラウド・コンピューティングの研究を行って行きます。企業のICT環境の基盤として認知され数多くのクラウドサービスが提供されている中、クラウドビジネスとしての問題や課題、活用方法に対して深堀して調査・研究を行い、部会でディスカッションすることによって、クラウドビジネスの一助となる活動を行っていきます。

②ビジネスモデル研究部会(旧 ビジネスIT活用部会)
 HiBiSインターネットビジネスフォーラム(第18回)の準備、運営を通じ、産学官の連携を図りつつ、広島発のICTを活用したビジネスモデルの構築・発展に貢献します。また、昨年同様本フォーラムに学生の部を設けることにより、起業家を目指す学生、ビジネスモデルを研究している学生を応援していきます。前年度のビジネスフォーラムで紹介された事例等を部会の研究テーマとして取り上げる等により、これらの事例の更なるビジネスチャンスの獲得や、今後のビジネスモデルの研究に活用していくこととします。

③インターネットセキュリティ部会
 今後の社会に大きな変革が訪れると言われています。変革を引き起こすICTにおける4つの波として、「スマートデバイス」、「スマートマシン」、「ソーシャルパワー」、「バーチャライゼーション(仮想化)」が挙げられます。これらの波は、ウェアラブル端末のようなスマートデバイスの多様化としてあらわれ、Watsonのようなスマートマシンが実ビジネスへ応用され、ソーシャルパワーが多様な人材と仕事をマッチングする(クラウドソーシング(CrowdSourcing))といった変化を起しています。また、ICTインフラ全体に広がるバーチャライゼーション(仮想化)により、既存のシステム環境のあらゆる分野で変革を引き起こしています。このような中にあって、「世の中を変えるイノベーションを止めないようにする」ために、セキュリティ対策は今まで以上に重要になっています。このように、我々を取り巻く環境変化は激しいですが、暗号技術、組込み機器のセキュリティ対策、標的型攻撃対策等のできるだけ身近な内容に関して、技術的要件を中心に最新動向・問題点等を調査・研究します。また、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)や他の部会と連携してテーマを絞って深堀をすることにも取組みます。

④スマホアプリ研究部会(旧 Android活用部会)
昨年度は、前年度に引き続きAndroidだけでなく、広くスマートデバイスへと範囲を広げ、必要な技術情報の共有を中心に活動しましたが、今年度も同様にスマートデバイスの導入事例の研究を中心に活動を行います。また、広島市産業振興センターとの連携で講演会の共催を実施します。スマートフォンの普及率は50%に近付いており、今後更に拍車がかかると思われます。当然ビジネスでのスマートデバイスの活用も深まると考えられ、それに伴って、セキュリティ(MDM含む)等の問題と解決策についても新たな展開も考えられることから、関連する情報の共有とともに、具体的な導入事例について研究していきます。更に、広島市産業振興センターとの協働として、講演会の共催を行い、情報産業協会技術委員会と合同で、広島スマホ塾を開催します。

⑤Webマーケティング研究部会(旧 IT先進技術研究部会 + 旧 Facebook研究部会)
 Webマーケティングとは間口広く奥も深く、効率的に高い効果を得るためには、高度なノウハウが必要とされます。しかしながら、消費者への自社ブランドの印象付けや、顧客ロイヤルティの獲得、リピータ確保等、うまく使いこなすことで他メディアより低いコストで極めて効果の高いマーケティング効果を得ることができるもの。本部会ではWebマーケティング全般に関連する事柄について追及し、メンバーのWebサイトの利益につなげ、今後のWebビジネス展開に活かすことを目的に活動します。また、積極的に他の団体との意見交換をすすめ、研究を進めていくうえでの協力体制の構築に視野をいれた活動も進めていきます。

⑥ビジネスアライアンス部会
 インターネットビジネスの市場は年々拡大しており、既存ビジネスに対してITを如何に活用するかにより、ビジネスモデルの成否を分けています。そのためには、IT事業者だけでのビジネス展開では限界があり、異業種との連携により新たな市場を作り出す必要があります。そこで、部会の参加者から、各々の得意分野での連携を図り、地域からの情報発信を行っていきます。具体的には、中国経済産業局「下請中小企業自立化基盤構築事業」へ参加協力を行い、地域からスマートフォン等のアプリを開発し、国内・海外販売を目指して行きます。また、特定非営利活動法人モバイル学会との連携を図り、広島でのモバイル学会の開催に協力して行きます。

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