日本のリーダー交代

民主党への政権交代が実現して1年もたたない内にまたまた党首が代わりました。従って日本のリーダー(内閣総理大臣)の交代となり、鳩山体制から体制へと移り変わりました。ここ数年では毎年の様にリーダーの交代が相次ぎ、前政権の自民党の末期症状であると思っていましたが、これではまるで日本の政治制度の崩壊です!
新体制に対しては現状打破を期待したいのですが、過去の反省も踏まえて、これまでの民主党の成果を私なりに総括してみたいと思います。

<良かった点>
・事業仕分けにより官僚の天下りの実体が世間に公表された。(しかし事業仕分けの成果が出るのはこれからである。)
金融モラトリアム法案により、リーマンショックに疲弊した中小企業が救われた。(しかし返済猶予期間が過ぎた際の不良資産問題が懸念される。)
・高等学校の授業料無料化により教育への所得格差の問題が改善された。(しかし問題は教育の中身であり依然として教育現場は崩壊している。)

<改善が期待される点>
・子ども手当の支給により少子化対策が打ち出されたが、実際には配偶者控除の撤廃、雇用保険、健康保険の増額が重なり、給与手取額は減っている。
・高速道路無料化を掲げていたが、段階処置として上限2,000円の対策を打ち出し、土日1,000円の方が経済効果があがっていた。
・ガソリンの暫定税率の撤廃を撤回し、原油価格より税額(暫定税率+消費税)の方が負担になっている。

<改善が期待できない点>
・普天間基地問題は米軍のアジア戦略上不可欠な課題であり、沖縄基地移設は日米安保の根幹に関わる問題である。
・政治と金の問題は今後もなくならないであろう。。。

以上、日本政府としての是正処置が期待されます!!!

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